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2018年11月29日

「好き」と「すっごい好き」


先日友達が、イヤホンを繋げるコードを買いに行きたい。なんてマニアックなことを言い始めたので、いいよ。とついていきました。
僕はてっきり駅前にあるような大手家電量販店のイヤホン売り場にでも行くと思ったのですが、友達はどんどん中心部から離れた、入り組んだ狭い路地の、お世辞にも立派とは言えないビルに入っていきました。

狭い(ちょっと汚い)エレベーターを上がる最中、一体この人は連れていこうとしているのだろうと思ったのですが、そこはフロア一面イヤホン・ヘッドホンしか置いていない専門店でした。

そして、めちゃくちゃ混んでいる。

僕もイヤホンは使っていますが、なんのこだわりもなく、その友達に聞いたお勧めのイヤホンを言われるがままに使っていて、なんのこだわりもないゆえに、特に満足も不満もなく使っている状態でしたので、わざわざイヤホンを求めてこの場所にこんなにたくさんの人が来ていることが衝撃でした。

さらに衝撃なのは、お客さんとお店の人が話している内容が、ほとんど理解できない。

「なんとかかんとかが、なんとかかんとかなので、こっちよりもこっちのほうがなんとかですが、なんとかの部分に関しましては、なんとかかんとかですね」

といったように、何一つ会話の断片をここで書き表わすこともできない。

すごいなぁ。と。

僕のように聞こえれば何でもいいんじゃない?その違いそこまで重要なの?
と思うような人は、絶対にここでは働けないなと思いました。

 好きなものを仕事にしたいという人はサポステにもよく来ます。
きっとイヤホン売り場で働いている人は、イヤホンが好きだったり、音に対するこだわりが強かったりするんだろうと思います。
でも、好きなものを仕事にすると、当然それが好きな人たちがお客さんとして集まってくるので、好きと好きの戦いになる。
ちょっと好きだと歯が立たない。
きっとすっごい好きじゃないと、それが好きなお客さんの対応はできない。
なぜなら僕の友達は、イヤホンが好きなお店にとって絶対厄介なお客さんだったはず。

結構大きなポイントだと思います。
それは好き?
それとも、すっごい好き?

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