育て上げブログ

2019年07月31日

誰かが伝えなければならない「お金のキホン」と将来について ~高校生に伝える、をともにしてくれるオトナ、募集~


年金の問題を端に発し、国の役割について、個人の将来設計についての議論が高まっています。成人年齢になれば、必然的に考えるお金のコト。しかし、お金の話が家庭でなされない、教育段階であまり学ぶ機会がないとなれば、そこにはお金に関わる学びの「差」が生まれてしまいます。

育て上げネットでは、2006年から新生銀行グループと協働し、全国の高校などで「お金と仕事」をテーマに将来について考える金銭基礎教育プログラムMoneyConnection®を行っています。プログラム開始以来、昨年度末までで全国1,058校、136,232名の高校生と学びをともにしてきました。

ほとんどの生徒が大学に進学する高校から、卒業後の進路が非常に多様な高校までさまざまな場所からの依頼を受け、毎年約100校で開催をしています。

金銭基礎教育プログラムMoneyConnection(r)について 

学校に行くのは「認定ファシリテーター」であり、これまでもビジネスパーソン、フリーランス、主に子どもたちに価値提供する起業家など、さまざまな方々が高校生のために、時間と想いを提供してくれました。

高校の先生が自ら「お金と仕事」や将来について直接伝えるよりも、学校外のオトナがその役割を担うことで、生徒はオトナに触れ、将来に真剣に向き合うようになるとおっしゃってくださっています。

毎年、多くの高校から依頼を受けており、より多様なオトナに触れる機会を作れたらと、MoneyConnection®を通じて、将来を考えるきっかけを提供する認定ファシリテータ―養成講座を開催しています。

・募集要項はこちらです

私たちが伺う高校は定時制高校など、夜に学ぶ高校も多く、ビジネスパーソンの認定ファシリテーターがおります。基本的には案件ベースでファシリテーターをお願いする形となります(有償)。

授業を行う学校には、全日制高校はもちろん、定時制などの夜間に実施する場合もあります。学校から受けた依頼をもとに、認定ファシリテーターにお願いする形となります。

特に、未成年でありながら、子どもでもない一面を持つ高校生が対象です。ある高校生は数か月後には就職します。ある高校生は卒業後に進学をします。それ以外の選択肢を持つ高校生もいれば、まだ深く考えるきっかけを得ていない高校生もいます。

対象となる高校生は、未成年でありながら子どもではない一面を持つ子たちがいます。ある生徒は数か月後に就職します。ある生徒は卒業後に進学をします。それ以外の選択肢を持つ高校生もいれば、まだ深く考えるきっかけを得ていない生徒もいます。

多様な価値観を持つ高校生たちも、何年かすれば高校生という存在ではなくなります。彼らが在学中に、素敵なオトナと出会い、お金のキホンを学び、将来を考える機会を提供することは、私たちにとってもたくさんの学びになります。

そんな多様な価値観を持つ高校生たちも、何年かすれば高校生という肩書ではなくオトナになります。彼らが在学中に、素敵なオトナと出会い、「お金と仕事」を学び、将来を考える機会を提供することはとても大切で、私たちにとってもたくさんの学びになります。

僕も高校に足を運ぶことがありますが、「高校に行く」「生徒とかかわる」「先生と話をする」というだけで、非日常空間に触れ、自分の高校時代を思い出すなど、楽しい時間を高校生からいただいています。

多忙な日常ではあると思いますが、ほんのひと時でも高校生、次の社会を担う若者の学びと成長に力を貸していただけないでしょうか。


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