かわぐち若者サポートステーション

2016年5月19日

履歴書のブランク対策のために、ご家族ができること

お子さまが未就労の状態でいることで、その将来を心配されているご家族の方もいらっしゃると思います。今回のブログは、そんなお悩みを抱えるご家族の方に向けた内容でお届けしたいと思います。

 

不登校や学校中退、不本意な就職や体調不良などによる離職から、「履歴書の空白期間」(=社会的ブランク)ができてしまうと、ご本人は「面接でブランクのことを聞かれたらイヤだな…」と感じます。そして、だんだんと就職に向けて一歩を踏み出すことが不安になったり、イヤになってしまいます。

 

ブランク対策にはいくつか方法があるのですが、その前提となるのは、「ブランクを認めることができるかどうか」です。そして、ご本人がブランクを認めるにあたって重要になる要素が、わが子の現状に対するご家族の理解です。「好んで未就労の状況になったわけじゃない」というご家族の理解があるか、「いつになったら働くのか」と詰め寄るか、どちらがご本人にとって自分を認めやすい状況であるかは明白です。

 

ただし、今のまま(未就労のまま)であることを手放しで認めるわけではありません。タイミングを見計らうことが大切ですが、「就職して自立してほしい」という気持ちは伝えてよいのです。しかし、いま、ご本人にとっても不本意な状況を責める形になってしまうと、かえってご本人の自信ややる気を奪うことになります。ご家族から「アナタも辛いよね」と共感の姿勢を示していただくことで、ご本人が安心感を得て少しずつ動けるようになることが多々あります。

 

ブランクを認めることができれば、サポステで面接での想定問答をスタッフがご本人と一緒に考えていくことができます。実社会に出る第一歩は、たとえば、まず経歴があまり重視されない短期アルバイトに就いてみることであったり、一定期間の職業訓練に参加して「ブランク期間をストップさせる」ことだったりします。

 

いずれにしても、「ブランクのある自分」をご本人が認められるようになるには、ご本人が自宅で安心して過ごすことができ、自分の想いや考えを話せる環境が必要です。しかし、いろいろと試行錯誤をされてきたご家族の方から「もう、本人にどのように接してよいかわからなくなってしまった」という切実な声もよくお聞きします。

 

そこで、かわぐちサポステでは、ご本人をサポステ、または適切と思われる機関につなぐお手伝いとして、保護者相談を行っています(併設の埼玉県事業「若者自立支援センター埼玉」のプログラムとして、年間を通して月に1度、県内各地を巡回する保護者セミナーなども開催しています)。

 

かわぐちサポステがどのようなことができる場所なのか、知っていただく機会として月に一度、「利用説明会」(説明会に触れたブログ記事はコチラをクリック)を開催しています。5月30日、6月30日に開催があります。まずはご家族の方からサポステへ来所されてみませんか。

 

 

 

かわぐち若者サポートステーション
http://www.sodateage.net/yss/kawaguchi/

若者自立支援センター埼玉
http://www.yisc-saitama.com/

※かわぐちサポステは、埼玉県事業の若者自立支援センター埼玉に併設されているため、

お電話をいただいた際は「若者自立支援センター埼玉です」とお応えしています

 

 

 

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2016年4月30日

就職につながる「もう一歩」

就職して社会に出ると、他者に自分の考えや想いを伝える機会が多くなります。その手前にある就職面接でも、自分のことを相手に伝えたり、質問されたことに適切に回答することが求められます。

 

これらのことを苦手だという方が多いことから、かわぐちサポステでは「もう一歩前進」講座というセミナーを毎月開催しています。

 

セミナーの大きな目的は、「他者へ要点を簡潔に(伝わるように)伝える」ことです。人前で話をする際にポイントとなることを知り、臨機応変に回答する練習をします。ビジネスマナーも学べます。

 

最終回では、それぞれが前に立って1分程度のスピーチを行い、他の参加者からの質問に答えます。質問だけではなく「よかったところ」と「改善するとよいところ」も伝えてもらえるので、客観的に自分をみることができます。

 

スピーチ本番の日は、スーツ着用のルールがあります。毎月、第4回目のセミナーのために来所した皆さんを迎えるたび、まるで企業の方が来所したかのようにスタッフは感じています。スーツを着た人たちの前での発表は、緊張感が2割増しになってしまいますが、セミナー内は、安心して失敗できる場です。皆さんは失敗や緊張の経験を次に活かしています。

 

最後に、4月のスピーチを聞いた新スタッフの感想を掲載します。

 

「受講されている方の前向きで真剣な姿を目の当たりにしました。発表の回数を重ねるごとに、声の大きさ、目線、立ち振る舞いに変化が現れて上達していく姿と、伝えてもらった改善点を次に活かそうというその姿勢に感銘を受けました。本当にお疲れさまでした!」

 

「もう一歩前進」講座は、コミュニケーション講座の上級編にあたります。みなさんの状態に応じて、初級編から段階を踏んで就職に向かうことができます。「はじめの一歩」から続く「もう一歩」を、かわぐちサポステで目指してみませんか。

  

※参加者の中には、スーツを持っていない、サイズがあわなくなって着れなくなってしまった、という方もいるため、かわぐちサポステではレンタル・スーツのサービスを行っています。もちろん、就活時の貸し出しも行います(貸し出しのためには、サポステの登録が必要です。登録は予約制ですので、事前に電話でご連絡ください)

 

 

 

 

 

 

 

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2016年3月17日

“区切り” を活かした就職支援

学生時代は、学校が用意する「学期」や「定期テスト」といった“区切り”によって、学習や課外活動の目標を立てやすい環境がありました。

 

たとえば、「一学期は宿題を忘れることが多かったので、二学期は忘れないようにしよう」、「中間テストの結果が良くなかったから、期末テストで挽回しよう」などです。また、「冬休みの間だけアルバイトをしてみよう」など、あらかじめ決められた“区切り”を活かして生活のサイクルを考えることができたのです。

 

学校という「場」を出ると、“区切り”が不明確になります。会社などの組織では、その組織ごとに期限(期末や納期)がありますが、学生時代のそれとは異なります。区切りが明確ではないため、「気づいたら季節が変わっていた」、「春までに○○しようと決めていたはずが、いつのまにか夏になっていた」、といったことが起こってしまいます。

 

来所したご本人から、「今年中には働き始めたい」といった目標をよく聞きます。漠然としていても目標を持っていることは素晴らしく、まずそれが大事だと思います。しかし残念ながら、この目標だけでは実現が難しかったり、達成まで時間がかかり過ぎてしまうなどのことが起こりがちです。なぜなら、ゴール設定が遠すぎるからです。

 

3、4月の時点で、半年以上も先の目標を立てた場合、「まだ時間がある」とズルズルと流されてしまうことが少なくありません。その間の具体的な活動内容を定めていないのであれば、なおのことです。「今年中に働き始めたい」を目標にするのであれば、同時にこの大きな目標につながるステップを踏んだ小さな目標が必要です。

 

自分が働き始めるために、いま何が必要で、それをいつまでにどのように行うのか。一つひとつのステップごとに目標を立てることが大切です。そして、小さなステップをクリアするごとに自分の状態を確認します。目標は自分を縛りつけるためのものではなく、あくまで目安とするものなので、状況によっては、より適切な目標を再設定します。

 

たとえば、社会的ブランクが長い方は、①定期的に外出する②その回数を増やしていく③他者とやり取りする機会を増やしつつ、働くために必要なマナーなどを身につける④身につけたことを社会参加活動のなかで実践し経験を積む⑤短期や短時間のアルバイトをする⑥長期や長時間の仕事に移行する、など働くまでのステップをたくさん作り、それぞれに短期目標を設定します。一か月以内に①を行い、その次の二か月で②を終えるといった感じです。

 

このようなステップアップ方式で就職へ向け進んでいくと、大きな目標を達成するまでに多くの成果ポイントを通過します。「社員として就職する」という大きな目標があった場合、週3日のアルバイトは目標未達の状態でしかありません。しかし、ステップアップ方式の通過点であれば、アルバイトを始められたという達成感と、確実に前進している自分を実感できるわけです。この目標の立て方は、仕事を始めた際も役に立ちますし、必要ともいえます。

 

このような目標設定を、最初からご本人だけで的確に実行していくことは難しく、また、達成感を共有できる仲間もいません。かわぐちサポステでは、ステップアップ方式の目標を設定するお手伝いをしています。小さなステップを踏んでいくための各種講座も用意しています。また、保護者相談では、ご本人が就職に向けて進むために、保護者として、いますべきことを見つけるお手伝いをしています。

 

新しいきっかけが生まれやすい春のこの時期、かわぐちサポステで活動を始めてみませんか。

 

 

  

 

 

 

 

 

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はじめてご利用の方へ 無料パソコン講座
利用者の声
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