「就職活動や社会に出たとき、マナーなど実践できるか不安だ」
という利用者さんの声を聞きます。
かわぐちサポステでは、仕事に役立つコミュニケーションの取り方や、社会人としてのマナーなどをお伝えしていますが、講座や相談を通して得た内容は、あくまで知識です。そこで得た知識を、社会で実践するような経験をしてみることをおすすめします。
近く、そんな機会がありますのでご紹介したいと思います。それは、年に一度の夏の大型地域イベント、「川口ストリートジャズフェスティバル2015」です。
イベントを主催する川口商工会議所のご協力により、ボランティアスタッフとして参加をして、今年で4年目となります。(いまでは、企画の段階から関わらせていただいています)
川口フェス当日は、企業の方、地域の方と一緒に設営補助、人員誘導、チラシ配り、撤収補助などをします。数名のサポステスタッフが利用者の皆さんとチームを組むので安心して参加できます。
画像は、去年の「川口フェス」開催の様子です
(画像掲載の許可をいただいています)
ここで、過去にボランティア参加をした
皆さんの感想や言葉をご紹介します。
「参加には、かなりの勇気が必要でした。当日、緊張してずる休みを考えたほどです。いまは参加してよかったと思っています」
「最初、歩いている人にチラシを渡せなかった。声のかけ方とかタイミングとか、他の人のまねをしているうちにできるようになった。実はこれがうれしかった」
「初めて働くときに大事なことはなんですか、と社長さんに聞いてみた。挨拶と返事、わからないことをそのままにせず確認すること、と言っていた。仕事についたら気をつけてみようと思う」
「前の職場が大変だったので、次の就職に二の足を踏んでいました。人当たりのいい社長さんや会社員の人と接してみて、狭い世界だけを見ていたのかもなあ、と感じました」
「役割をこなす真剣さとイベントを楽しむ抜きの部分を切り替えている人を見て、自分も見習いたいと思った」
(掲載の許可をいただいています)
ボランティアには、サポステを利用して仕事が決まった方や、次のステップを目指して活動中の方が参加されることもあります。就活や仕事ばかりの日常に、少し風を入れるのもよいと思います。社会貢献のエピソードにもなりますね。
今年のフェスは、9月20日開催です。ジャズだけではなく、いろんなジャンルの音楽が街にあふれます。川口フェスのホームページから当日の雰囲気がわかります。
就職前のこの夏、一緒に社会経験を積んでみませんか。
かわぐち若者サポートステーション
http://www.sodateage.net/yss/kawaguchi/
若者自立支援センター埼玉
http://www.yisc-saitama.com/
※かわぐちサポステは、埼玉県事業の若者自立支援センター埼玉に併設されているため、
お電話をいただいた際は「若者自立支援センター埼玉です」とお応えしています