仕事探しをする時、自分に合った仕事を見つけたいと思っていても、
その仕事をイメージすることが難しいという方もいると思います。
かわさき若者サポートステーションでは、仕事のイメージを持つことができる機会として、
労働体験のプログラムを実施しています。
これは、主に、川崎市内の会社やイベント会場に行き、
実際に仕事の現場を体験してみるというプログラムです。
労働体験には、事務職の体験、イベント補助の体験など、さまざまな仕事があります。
一回の体験は、二時間程度から一日の体験まであります。
日数も、一日だけの体験から最長1ヶ月の体験もあります。
労働体験のプログラムは、日程、時間、場所、内容などをもとに、
スタッフと相談の上、参加することができます。
労働体験の一つとして、「農業体験」を紹介します。
農業体験と聞くと、農業を目指す人だけが参加するのではないかと
思う方もいるかもしれません。
しかし、農業体験に参加することで、
今まで経験したことのない仕事を知ることになり、
自分の仕事の選択の幅が広がるかもしれません。
最近の農業体験では、イチゴ栽培のビニールハウスの中で、
枯れ葉や雑草を取り除いたり、
腐ってしまった果実を取り除いたりする作業を行ないました。
参加した方は、時間が経つにつれて、やり方を工夫し、作業に慣れてきました。
腐ってしまった果実が多い場所だと、作業がなかなか進まないこともありますが、
他の場所での作業を早く終えた人が、進んでいない場所を手伝うというように、
参加者同士で協力する姿も見られました。
これまでに参加した方は、農業体験を通じて、
農産物を生産する現場を学んだこと、
体を動かす仕事を経験したこと、
効率的に仕事のやり方を考えながら取り組んだことなどから、
仕事を工夫することを学びました。
労働体験に参加するには、まず、かわさき若者サポートステーションへの登録が必要となります。
ご興味ある方は、かわさき若者サポートステーションまでご連絡ください。
かわさき若者サポートステーション
http://www.sodateage.net/yss/kawasaki/