かわぐち若者サポートステーション

2016年10月16日

「ブランク10年以上」を乗り越えた就職

長期間のブランクを抱えながらも、かわぐちサポステの利用を経て、アルバイトに就いた方がいます。

 

そんな彼が、同様の悩みを持つ方に対して少しでもお役に立てれば、とブログ掲載に協力してくれました。現在、彼は39歳。かわぐちサポステの利用登録をしたのは、約1年前のことです。

 

①過去の経緯

彼は、学校を卒業しIT関連の仕事に就いた後、転職活動をしました。自力で思うような結果が出せなかったことから、派遣会社のサポートを受け活動しましたが、それでもうまくいきませんでした。この時、「サポートを受けてもうまくいかないのか…」と思い、より自信をなくしたといいます。その後、頻繁に体調を崩すようになったことをきっかけに、「働かなきゃ…」と思いながらも次第に仕事探しから離れていきました。

 

そして、家庭の事情から彼が家事を担うことが多くなり、そのまま13年の月日が経ったといいます。外出をすることもありましたが、長年同じ地域に住んでいるため、彼は近所の目が少ない時間帯を意識していたそうです。また、毎日、ゴミ出しに洗濯、掃除などをしていたため、生活リズムが大きく崩れることはありませんでした。

 

かわぐちサポステを訪れるきっかけになったのは、数年前の父親の急な他界でした。母親が働き続けるにも限界があり、現実が迫るなかで「このままではまずい…」という気持ちが日増しに強まったといいます。

 

②かわぐちサポステでの活動

利用登録のための面談で、彼は、「これが最後のチャンスだ」と思いながら、今日に至るまでの経緯や、悩み続けてきた「ブランク」や「年齢」のこと、これからサポステを利用して就活を再開していくことへの不安をできる限りスタッフへ伝えたそうです。

 

彼は、キャリア相談と並行して、セミナーを継続的に利用していきました。他の利用者と接点があった際は、その方の長所と感じたところをできるだけ吸収するように努めました。

 

キャリア相談では、活動の節目ごとに「よかったところ、次に持ち越す課題」をスタッフと振り返りながら、いまの自分の状態を確認し、就職に向けて気持ちを整理していきました。その後、具体的な就活に向けた相談へ移行しました。

 

以前の就活では、とにかく面接官の質問に答えることに躍起になっていたそうです。面接官に関心を持って聞いてもらえる話題を自分から提供して質問を引き出すコツを知り、面接に対するイメージや考え方が変わったそうです。

 

サポステを利用する多くの方にとって大きな障壁となるのが「求人への応募」ですが、彼の場合もそうでした。後ろ盾があっても不安の方が強く、いざ応募電話をする段階で行き詰まりました。このとき彼は、逃げないことに努めたそうです。「なんとしても自分を変えたい!」という思いで、再トライをした結果…。「驚きの連続だった」と彼は言います。緊張の連続でもあったそうですが、事はスムーズに進んでいき、現在のアルバイトが決まりました。

 

③活動を経た心境の変化など

彼は、活動のなかでネガティブ思考が変化したといいます。いまでは多少イヤな出来事があっても、「どうしたら前向きにとらえることができるだろう」と考えるようになったそうです。

 

そしてなにより、「応募への不安を乗り越え行動できた」こと、「長年にわたる無業の状態にピリオドを打てた」ことで、「約1年前とは明らかに違う自分」を強く実感しています。

 

いま彼は、アルバイトを続けながら、次のステップ(契約社員、正社員)を目指しています。まだ先の目標ではあるものの、10年以上のブランクを経て就いた現在の仕事に、大変ながらも手応えを感じていると、笑顔で語ってくれました。

 

先日、隔月で開催している「さとがえりステーション」(かわぐちサポステに登録した後、就職が決まった方を対象としたミニ勉強会)で、彼から「再び自分が社会参加できたことが、とてもうれしい」といった声があったといいます。「働ける喜び」という言葉も聞きました。

 

最近、彼は、「誰でも自分の個性を社会で発揮できる場所があるのではないか」、「そこに行き着くきっかけは人それぞれでも、目的地やルートを発見するためのヒントをサポステで見つけられるのでは?」と思うそうです。

 

いま「就活」に向けた悩みを抱えている皆さん、自分に合ったヒントをかわぐちサポステで一緒に探してみませんか。

 

 

 

 

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若者自立支援センター埼玉
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※かわぐちサポステは、埼玉県事業の若者自立支援センター埼玉に併設されているため、

お電話をいただいた際は「若者自立支援センター埼玉です」とお応えしています

 

 

 

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2016年6月30日

保護者相談、フル活用のコツ

だれかに相談をしてみたものの、「言いたいことが言えなかった」、「思いがうまく伝わらなかった」などと、少し残念な思いをしたことはありませんか?

 

せっかく勇気を出して相談に来てくださった方がそのような思いをせず、できるだけ満足して帰っていただきたいと思い、今回は、限られた相談時間を有効に活用するためのポイントをお伝えします。

 

[相談の流れ]
相談の流れは、大まかに以下のようになります。

①現在・これまでの状況の確認

②問題の整理

③問題の解決に向けた手立ての検討

 

相談員は、相談にいらした方の問題の解決につながる糸口を見つけるお手伝いをしていきます。そのために、まずは、現在・これまでの状況を伺い、問題を整理していきます。そして、問題の解決に向けた手立てを一緒に検討します。相談後は、ご自宅に帰って、その手立てを実行してみていただきます。そして、次の相談時に「やってみてどうだったか」を伺います。もし、うまく行かなかった場合には、また別の手立てを一緒に考えます。

 

[相談の時間]
保護者の方の中には、「一度の相談にたっぷり時間をかけて一気に相談できるとよい」と思われる方もいるかもしれません。しかし、人の集中力が続く時間はだいたい1時間程度とも言われているため、当サポステの相談時間は、1回あたり50分の設定になっています。

 

[相談内容の伝え方]
話の伝え方には、おおまかに2つの方法があります。「10」を伝えるために、「1」から順を追って話す方法と、まず「10(結論)」を伝えてから、なぜそうなったかを振り返りながら話していく方法です。 

 

日常生活の雑談などでは、「1」から話していくなかで話が筋道から少しくらい逸れても、それがかえっておもしろかったり、いい味を出したりもします。しかし、時間に限りのある相談の場合は、まず、先に結論を伝える方が効果的です。結論を後回しにして話をし始めると、気になることがどんどん頭をよぎり、話が分散してしまい、手立てがまとまらないまま相談が終了してしまうことがあるからです。

 

そこで、例えば、「息子が仕事につかないまま3年経った⇒アルバイトからでも仕事に就いてほしいが、うまく伝えられない」、「娘が就職したがすぐ辞めてしまった。それ以来、家にいることが多い⇒今のタイミングで就職を勧めてもいいものか」というように、「今こうなっている⇒今いちばん困っていること」を最初に話していただくことをおすすめします。

 

ただし、あまり堅苦しく考えていただく必要はありません。相談の切り出し方にはこういう方法もあるのかと、一つのアイデアとして参考にしていただければと思います。ご本人がすぐに動き出せない場合には、まず保護者の方から、かわぐちサポステへいらしてみませんか?

※相談のためには、事前にお電話でのご予約が必要です

 

 

 

 

 

 

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2016年5月19日

履歴書のブランク対策のために、ご家族ができること

お子さまが未就労の状態でいることで、その将来を心配されているご家族の方もいらっしゃると思います。今回のブログは、そんなお悩みを抱えるご家族の方に向けた内容でお届けしたいと思います。

 

不登校や学校中退、不本意な就職や体調不良などによる離職から、「履歴書の空白期間」(=社会的ブランク)ができてしまうと、ご本人は「面接でブランクのことを聞かれたらイヤだな…」と感じます。そして、だんだんと就職に向けて一歩を踏み出すことが不安になったり、イヤになってしまいます。

 

ブランク対策にはいくつか方法があるのですが、その前提となるのは、「ブランクを認めることができるかどうか」です。そして、ご本人がブランクを認めるにあたって重要になる要素が、わが子の現状に対するご家族の理解です。「好んで未就労の状況になったわけじゃない」というご家族の理解があるか、「いつになったら働くのか」と詰め寄るか、どちらがご本人にとって自分を認めやすい状況であるかは明白です。

 

ただし、今のまま(未就労のまま)であることを手放しで認めるわけではありません。タイミングを見計らうことが大切ですが、「就職して自立してほしい」という気持ちは伝えてよいのです。しかし、いま、ご本人にとっても不本意な状況を責める形になってしまうと、かえってご本人の自信ややる気を奪うことになります。ご家族から「アナタも辛いよね」と共感の姿勢を示していただくことで、ご本人が安心感を得て少しずつ動けるようになることが多々あります。

 

ブランクを認めることができれば、サポステで面接での想定問答をスタッフがご本人と一緒に考えていくことができます。実社会に出る第一歩は、たとえば、まず経歴があまり重視されない短期アルバイトに就いてみることであったり、一定期間の職業訓練に参加して「ブランク期間をストップさせる」ことだったりします。

 

いずれにしても、「ブランクのある自分」をご本人が認められるようになるには、ご本人が自宅で安心して過ごすことができ、自分の想いや考えを話せる環境が必要です。しかし、いろいろと試行錯誤をされてきたご家族の方から「もう、本人にどのように接してよいかわからなくなってしまった」という切実な声もよくお聞きします。

 

そこで、かわぐちサポステでは、ご本人をサポステ、または適切と思われる機関につなぐお手伝いとして、保護者相談を行っています(併設の埼玉県事業「若者自立支援センター埼玉」のプログラムとして、年間を通して月に1度、県内各地を巡回する保護者セミナーなども開催しています)。

 

かわぐちサポステがどのようなことができる場所なのか、知っていただく機会として月に一度、「利用説明会」(説明会に触れたブログ記事はコチラをクリック)を開催しています。5月30日、6月30日に開催があります。まずはご家族の方からサポステへ来所されてみませんか。

 

 

 

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