自立応援プラットフォーム『よこはま東部ユースプラザ』

よこはま東部ユースプラザ

よこはま東部ユースプラザは、若者一人ひとりの自立を、さまざまな支援機関とともにサポートします。

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お知らせ

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2015年10月08日

~若者の現状を知る、関心を持つ~7回連続無料セミナー 第2回「多様な若者像の理解①」 開催レポート


第2回セミナーは、61名が参加。

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第1部は、「高校生達の現実」について、一般社団法人コラボ代表 仁藤夢乃様よりお話しをいただいた。
‘売りたい大人’と‘買いたい大人’の「商品」となっている少女達の実情について、仁藤氏は、写真や映像を交え、熱く語った。
自分の生い立ち、どんな過去がある人でも、今のその人を見てくれる恩師との出会い、そこから自分の心も開いていき、自己受容に至った経験を伝えた。
当事者を経て経験者となり、社会に実情を発信する立場となった仁藤さんの講演は、説得力があり、参加者は熱心に聞き入っていた。
貧困家庭に生まれ、孤立してしまった少女達は、関係性の貧困の中にもあり、人とのつながりを求めている、
また、共に怒り、泣き、笑い、感じ、汗を流してくれる大人との出会いが、少女達には必要である、
というお話は、もっと一般の人たちがこの現実をきちんと知るべきであり、私たち大人一人ひとりに突き付けられた問題提起のようにも感じられた。
参加者の中には涙ぐまれている方もいらした。

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第2部は、「ひきこもりの現状」について、よこはま東部ユースプラザ 堀内和彦よりお話しさせていただいた。
「ひきこもり」の定義の解説の後、当事者がひきこもり状態になったきっかけや何に困っているのか、また、どのような支援が必要なのか、地域の方々はどんな協力が出来るのかなどについて、長年の支援経験を踏まえご説明した。
まずは、家庭に引きこもっている彼らを周囲の大人が「発見」し、適切な支援機関につなぐことが大切。
また、若者支援機関にも「これが絶対」は存在しない。「ゆらぐことが出来る力」が大切であるという最後のメッセージが印象的だった。
会場では、頷きながら、熱心にメモを取る姿が見られた。

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今回は、大変多くの方にご参加いただいたため、少々窮屈な思いをされた方もいらしたのではないかと思います。申し訳ありませんでした。

参加者の声
・JKビジネスの存在は知っていたが、大人達が少女達をあの手この手で取りこもうとしていることを知り、当事者の問題ではなく、社会の問題だと思った。
・高校生の現実について、リアルな声が聴けて勉強になった
・JKビジネスや売春に関する見方が変わりました。貧困も大きくかかわっているとは思っていませんでした。
・ひきこもりの話は、もっと長く聞きたかった。
・「ゆらぎ」という言葉、大切だと思いました。
・まずは、「発見」することの大切さがわかりました。
・地域に戻り、今回の内容を話題にしたいと思います。


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